沖縄離島② 西表島 秘境・イダの浜
石垣島で目覚めた朝、本日の予定を決めました!
西表島で一番綺麗なビーチで、船でしかたどり着けないため秘境として知られている「イダの浜」!
ここを目指します!
石垣島から西表島にフェリーで行くには北のほうにある上原港か、南のほうにある大原港のどちらかの航路になるのですが、イダの浜に行くことが決まったので、航路は上原港行きに決まり!
石垣港フェリー乗り場から歩いて数分の宿に泊まっていたので、フェリーの乗り合い場で優雅に朝食をとってからゆっくり西表島に向かおうと思い、まずはフェリーチケットだけ先に買っておこうと思ってカウンターに行ったところ、
「上原港行きですね? あと3分でフェリーでますよ、急いで!」
「え、は、はい・・・」
と切符売り場のおねーさんに急かされるままフェリーに乗ってしまい、朝食食いっぱぐれました。
まったり旅が目的なんで急ぐ必要なんてないのに・・・。
これ、海側から見た石垣島フェリー乗り場ね。
ここからいろんな離島へのフェリーが出ているので大きな港です。
沖縄来てから初めて乗るフェリーにテンションあがります⤴
西表島に着いてからゆっくり朝食とればいっかーと思いながら、上原港に着いてすぐにググって宿を探しました。
2軒電話して満室を言い渡され、2軒は誰も電話に出ず、
あれ、ちょっとヤバいんじゃね?
もしかして野宿か?!
と焦った直後、カンピラ荘という上原港の近くに宿がとれました。
予約がとれたとたん、
ほ~ら、行き当たりばったりの旅でも問題ないんだから♪
と強気になる私。
宿のご主人に宿への行き方を聞いたら、「まっすぐ歩いて右だよ」っていう、すっごいアバウトな説明が返ってきました。
いや、でもホントにこの説明通りで、歩いて2分、迷いようがないくらい港から近くでした。
電話で話しながら、たまたまイダの浜に行こうと思ってると話したら、
「え、イダの浜にバスで行くの? 大丈夫かなぁ?」
なんて言われたので、え、なんで?と思いながら宿に到着すると、ご主人がバスや船のスケジュール表を持って玄関に迎えに出てきてくれました。
「ほら、この10:58発上原港発のバスに乗らないと、行って帰ってこれないよ。もうバスが来るよ。チェックインは後回しでいいから」
と、ここでも朝食どころかチェックインをする暇もなくやってきたバスに飛び乗るよう指示され、訳も分からず呆然とする私。
マジか・・・。
でも、ご主人にもらったスケジュール表を見ると、本当にこのバスに乗り遅れていたら宿に戻ってこれないことが分かりました。
10:59 バス・上原港発。ここから島の北西へ向います。
11・25 バス・白浜着。
この白浜からイダの浜に唯一アクセスのある定期航路が出てます。
ここで2時間ほど時間をつぶします。
13:20 船・白浜発。10分ほどでイダの浜の窓口の船浮に着きます。
船着き場からイダの浜までは歩いて15分~20分。
なのでイダの浜には一時間ちょっと滞在できます。
15:30 船・船浮発。再び白浜に向け船に乗る。
15:50 バス・白浜発。宿のある上原へ。
16:17 バス・上原港着
これ以降のバスはなし。
ひえ~、危なかったぁ!
カンピラ荘のご主人が急かしてくれなかったら、イダの浜に行って帰ってこれなかったよ!
さすが秘境!
一日使わないと行って帰ってこれないとは!
もちろんレンタカー借りれば何とかなりますがね。
わたしは運転免許証持ってくるの忘れたんで、マジで危なかった。
7月後半ですが学校の夏休みに入る前で平日ということもあって、バスに乗っているのは私一人! わおー!
西表島は都市化された石垣島とは全然違います!
ジャングルだよー!
テンション上がってきた!(≧▽≦)!
イダの浜へは白浜から船浮という港に船で向かわなければならないのですが、船の本数が少ないので、白浜で2時間待ち。
でも朝食を食いっぱぐれ続けてたので逆に時間があってホッとしたよ。
白浜についたらさっそく腹ごしらえ。
とにかく食べられる場所も限られています。ググると歩いて行ける距離にある食事処は数か所。
白浜の港から歩いて2分ぐらいに「レストラン白浜」があります。
西表トンネルのすぐ右手です。
老夫婦でお店を切り盛りしていました。ゴーヤが苦手なので野菜豆腐チャンプルーを頼んだらメッチャおいしかった!!
しかもマンゴージュースが激ウマ!
ナニコレ!
人生で一番おいしいマンゴージュースだった。
感動!
ようやくお腹も満足したので、後は雑貨屋で船に乗り込む前にチューハイ💖を買いました。
海辺でチューハイ。これ絶対外せません!
白浜の港から船で10分ちょっとで船浮の港に到着します。
船浮の港からイダの浜までは、歩いて丘を15分以上歩く必要があるので、船の時間から逆算して浜を出ないと乗り遅れると大変!
次の便があればいいけど、乗り遅れたら船浮で缶詰めになるからね。
船浮の港から浜までは案内板もちゃんと出てるし、迷うことはなかったです。
民宿もあるみたいだし、いざって時は泊まるのもありかも。
部屋が空いてればの話だけどね。
こんな丘を15分ほど歩かねばなりません。
暑い・・・。
やべぇ、メッチャさっき買ったチューハイ飲みたい。
いや、でも海辺で飲むと決めているのに今飲んだらなくなっちまう。
くそぅ、なぜ2本買わなかったんだ。
一生の不覚!!!
暑さでやられてそんなことをつらつら考えてながら歩いてようやく見えてきました。
見えてきた!
着いた!
やったー!
飲めるー!!!(そっちかよっ!)
いや、イダの浜、よかったですよ。
なにしろ人が少ない。
最近はいろんなところで紹介されて秘境っぽさがなくなってきたらしいですが、わたしが行ったのは夏休み前の平日だったからまだ人も少なかったし。
ほ~ら、見てごらん。
左右見渡しても半径50メートルわたしのプライベートビーチ状態ですぜ!!
白骨化したサンゴが浜にはたくさん転がっているんだけど、波打ち際で波に揺られて、シャラシャラ、シャラシャラって音を奏でるの。
それを波打ち際で自分も波に揺られながらプカプカ浮いて聞いていた私。
いや~、癒されるわ~。
小一時間ほどしか浜での滞在時間はなかったけれど、一人旅ではそれくらいがちょうどいい感じ。いや~、白骨化サンゴの浜は綺麗だし、小指サイズのヤドカリもたくさんいて可愛いし(皆さん、踏まないように気を付けてね!)、まったりできた~
↑サンゴとヤドカリがいっぱい。
宿に着いてもまだ午後5時ちょっと過ぎだったけれど、スーパーで食材買って、クーラーの効いた部屋でテレビを見ながら早めの夕食。
角部屋だったため、綺麗な夕焼けを見ながら9時前には就寝。
ああ、仕事してる日なんて12時前に寝ることなんてないのに、なんて健全なのかしら!
充実した1日でございました☆