自己啓発本は冊数を限定して読みましょう! おススメはコレ!

 

巷には自己啓発本が溢れています。

本屋に行くと平積みで置かれているので、よく売れるんだろうなぁってことが分かります。

 

――自己啓発本って自称意識高い系の、読んだだけで夢が叶う気になって満足しちゃうような人たちが読んでるやつでしょう? 誰なのそのバカ?

――私だ!(爆死!)

 

ええ、わたくし一時期自己啓発系の本を読み漁っておりました。

この手の本って読んでる間、自分が変われそうな気がして夢を見ていられるから楽しいんだよねぇ。

 

①本を読む→心持ちが変る

・自分は変われる気になる。

・洞察力の鋭い何人かの知人は「あれ? 何か変わったね」と気づいてくれる。

・でもあなたを取り巻く世界は変わらない。

 

②心持ちが変わる→行動を起こす

・実際に行動を起こしたら生活が変わる。

・その行動を継続し続ければ、あなたの世界が変わり出す。

 

あなたの取り巻く世界は、あなたの心の変化ごときじゃ変わりません。

行動を起こした時にだけ世界は変わるんだぜぃ!

 

①と②の間には、ものすごーく深い溝があるのです。

マリアナ海溝レベルの段違い平行棒だよ。

 

だから自己啓発本は何冊も何冊も読み漁るもんじゃーございません。

そんな暇があるくらいなら行動せぇやって話です。

 

ただ、自己啓発本には有益な情報もあるので、冊数を絞って読めばいいと思います。

この手の本を何冊も読んでると内容がかぶってきて「あっ、この情報前に読んだ本にも載ってたな」ってなります。

 

なので、個人的におススメの本を絞って下記にまとめてみました!

*あくまでもわたくし個人の好みですが。

 

■三日坊主を克服したい人が読むべき自己啓発本

毎年正月に新年の誓いをたてるけど、その達成率は8%だ!

いかに世の中に三日坊主の人が多いかって話です。

そういう人に向けて書かれたのがスティーブン・ガイズ著の「小さな習慣」です。

この本では「何かを継続して行いたいならモチベーションに頼らず、その行動を習慣化せよ」と説いています。

なぜモチベーションは下がってしまうのかということを脳の仕組みで説明し、習慣化への具体的プロセスを書いています。

そう、根性論などいらんのですよ!

私もこの本を読んでから運動を続けておりますよ!

目指せ、脱三日坊主!

 

■「時間がない!」と嘆く人が読むべき自己啓発本

最近脳科学が進歩したおかげで、仕事を行う時間帯によって能率が違ってくることや、ちょっとした工夫で同じ時間内で倍以上のパフォーマンスを出せるコツなどが分かってきています。

それをまとめたのが樺沢紫苑氏著の「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」です。

この本をはじめ時間術に関する本はいろいろ出版されており、メンタリストDaigo氏の「超時間術」や「超集中力」でも良いと思います。

が、全部読んでたら行動を起こす時間が減るだけ。

内容はかぶってるのでどれか一冊読めば良いです。私は一冊でキレイにまとまっているコチラをおススメします。

 

脳科学は本当に日進月歩なので、また何年かしたら新しい時間術が紹介されるかもしれませんが、現時点での最新情報はこれ一冊読めば十分です。

 

■部屋が汚くてウンザリしている人が読むべき自己啓発本

時間術の本ではDaigo氏ではなく樺沢氏を推しましたが、部屋の片づけで悩んでる人なら、彼の「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」がおススメ。

部屋のお片づけって、いかにたくさん収納するかを競うような収納術を取り入れてみたり、とにかくモノへの未練をなくして全部捨ててしまえ、となりがちですが本書は違います。

理性的に効率よく部屋の片づけをしたい人にはこの本がおススメ。

 

なんで自己啓発本って言ってんのに、お片づけの本を紹介するの?

 

と不思議に思う人もいるかもしれませんが、読んでもらえれば意味は分かると思います。

片づけはゴールではなく、生活の質を高めるものなのです。

 

 

■人間関係や自分自身にコンプレックスがある人向け

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

言わずと知れば大ベストセラー本ですねぇ。

タイトルからもしかして過激なことが書いてあるのかな、と実をいうとずっと読むのをためらっていた本であります。

勝手に「炎上系商法とかおススメよ~! 嫌われてナンボ、どんどん炎上して稼いじゃえ~」っていう感じの本かと思ってた。

 

バカか!

アドラーって書いてあるやんけ! 炎上商法ご推薦の本なワケあるかいな!

 

本書は非常にまっとうな本であります、ええそれはもう。

アドラーと言っても読むのにハードルは高くありません。

青年と哲人のふたりが登場し、対話形式で物語が進んでいくので全然堅苦しくないのです!

やっぱり売れる本は読みやすいように工夫してあるなぁ。

劣等感、トラウマ、自己嫌悪から脱却したいって人。読めばもしかしたら心が軽くなるかもよ。

 

■今後の参考に成功している人の考え方を知りたい人向け

一言で「成功する」と言っても、人によってその定義はさまざまだと思う。

私がこういう人になりたいな、と思う人物像がまさにこの本に書かれていました。加地太祐氏著「成功する人の考え方」。

 

いくら経済的に成功しても、道徳を無視して、人を蹴落として、自尊心を肥大させていくような人にはなりたくないもんね。

 

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上記はあくまで私のおススメであって、目的を持って自分に合いそうなのを探して読むのがいいかと思います。

でも何度も言うように、こういう自己啓発本はとにかく数を絞ること!

夢に浸っている暇があったら、行動するべし!

ですよ!