【映画】「グレイテスト・ショーマン」を見るとハリウッド役者の実力と層の厚さに圧倒させられます
友人に誘われ、何の事前知識も持たずに映画「グレイテスト・ショーマン」を見に行きました。
この事前知識を持たずにテキトーに見に行くってスタイルいいです。
期待値が高くないから、「うわ、おもしろいジャン!」って楽しめます。楽しみにしすぎて事前に自分の中でハードルを上げすぎると、素晴らしいは素晴らしいんだけど、いまいち乗り切れずに終わっちゃうってことあるよね?
結論から言うとメチャクチャ楽しめました!
ミュージカル映画なのですが、出演者の歌唱力と楽曲の素晴らしさで二時間弱の間、ずっと夢見心地でした。
いやね、ストーリーはもはや、ありふれたサクセス・ストーリーですよ。
逆境からのし上がり、成功を収めたかという時に挫折、そして不屈の精神と愛で復活!
手垢がつくほど繰り返された王道パティーンっす。
だから米国では評論家の評価は低かったそうです。ただし上映されれば観客は小難しい考察など気にすることなく、圧倒的なミュージカル劇に酔いしれ、ロングランヒットとなったわけですが。
うん、私は映画を見る時、あまり小難しいことは考えずに日常忘れてぶっ飛べれば、それでオッケーな人です。
私と同じ考えの人ならきっと楽しめると思います。
まずこの映画を見て思ったのは、
ハリウッドの人材の豊かさ
ですよ。
主演のヒュー・ジャックマンは元ミュージカル俳優、ザック・エフロンも「ハイスクール・ミュージカル」で人気を博した俳優のため、彼らに歌唱力があるのは知ってたんですが、
主人公の奥さん、娘たち、サーカス団のメンバー、誰もかれもがみんな歌えるの!
歌えて、踊れて、役どころによっては顔も美しくて・・・って。
天はいったい何物を与えるのさ!
いや、もちろんみなさん努力もされてるんだろうけど、努力できるのだって才能じゃんか!
もう、ただただハリウッドの層の厚さに圧倒されました。
さすが世界中から才能のある人たちが集まる場所だよ。顔がいいだけの人なんてひとりもいないからね。
もううっとりです。
それに引き換え、比べたくはないけど日本の芸能のレベルを想うと暗澹たる気持ちになるわ・・・。
もちろんハリウッドはアメリカだけじゃなく、世界から才能が集まる場所なんだから、それと比べるのはフェアじゃないですよ。
でもさー、日本の映画やドラマ見てて何が嫌ってさ、
たまにスンゲー大根がいるじゃん?
もうう●こレベルの演技の人たち。
日本全体をディスるつもりは全然ないです。素晴らしい役者さんだっていっぱいいるわけですから。
でも、箸にも棒にもかからないレベルの役者が出演者に混じってることとか普通にあるわけですよ。
ハリウッドって子役も含めて大根役者なんて一人も混じってないもん。もちろんかの国にだって、例えば枕営業とかあっていろんな要素でキャスティングはされているのは知ってるけど、それでもある一定レベル以上のスキルは満たしているのが前提だからね?
日本だと学芸会レベルなのが混じってることがあるジャン。演技がひどくて見てられない時とかあるもんね・・・”(-“”-)”
ま、それは置いといて。
全体を通じて歌・踊りともに素晴らしかったのですが、個人的にはザック・エフロン演じるフィリップとゼンデイヤ演じるアンがサーカスのテントで恋慕と不安と悲嘆を歌い上げるシーンが好きです。
楽曲の美しさと映像の美しさで目くるめく夢のシーンです。
若い二人の互いを想い合う切なさがキラキラ光って回ってるのよ~(≧▽≦)
(いい年して私もハレーション起こして脳内に花畑が咲いちまったぜ)
これはねー、もう映画館で見るべきっすよ。
なぜかって言うと私が見た映画館では、ドルビー・アトモスっていうサウンド効果が適用されていたんですよ。
このドルビー・アトモスは、映画館内全体にスピーカーが配置され、音を移動させることにより、シーンに合わせてダイナミックな「動き」の効果を出すことができるんです。
このサウンド・エフェクトと大画面の迫力は、一般家庭での再現は難しいです。DVDでじっくり自室で見ても良い作品もありますが、この「グレーテスト・ショウマン」に関しては映画館で見ることをお勧めします。
あー、夢のひと時だった。
とにかく楽曲が素晴らしかった。
「グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)」はビルボードでアルバム部門1位を獲得したんですって。納得ですわ。
わたしと一緒に映画を観た友人は後日、2回目を観に行ったそうです。
分かるわ~。もう一回見たくなるもん。
大満足の映画でした☆
お勧めです☆